エゴノキ

横浜市民のタマちゃんをめぐって、また騒動が持ち上がっている様子。「たまちゃんを思う会」とやらが、ウソの届け出でで、たまちゃんをオホーツクの海に帰すため、捕獲しようとしたというのだ。思う会の会長の、いくらかわいいからと、環境の悪いところに置いておくのは人間のエゴではということばが気になった。迷鳥という言葉もあるように、迷子になったのも自然界にはままあることだろうし、静観しててもいいのではと、思うのだが。
午後、ベンチャーを組んでいる会社から、確認してくれと廻ってきた請求書を返しに外出した。
その途中で、民家の庭先に、エゴノキの花が咲いているのを見つけた。
自己本位な樹ということではない。その実が有毒で、えぐみがあるということらしい。この樹にはマングローブの森でであったのが、一番はじめ。白い五弁花で下向きにつつましやかに咲いていた。